Tokyo “ノス” 中華そば

なんとか、読んでくれてる皆様のおかげで月曜のブログアップ続けられてます。
一部ギリギリですが。笑

(今回は遅れてしまってすみませんでした)

週の始めのこの作業は、ある意味自分の週のTODOをリセットする重要な役目になっている気がしています。




闇営業、選挙、サッカー、等々僕の書きたいホットなことは山ほどありますが、今日はここで敢えて先週記した通り、ラーメン特集をやります。


ブログの僕なりのルールとして、タイトル以外には写真を使わないということを掲げているので、文だけで伝えます。
文豪への第一歩じゃ!!






僕、ノスタルジックなものが大好きです。

砂時計が置いてあって、マスターが丁寧にドリップでいれてくれるような喫茶店。
赤提灯で歯抜けのおっさんが飲んでいるような、汚くもあったかい居酒屋。
あっついなか、20円の菓子をラムネで流し込む、おばちゃんが1人で店に立つ駄菓子屋。
冬の屋台で食べる湯気で前の見えなくなるおでん。



昔の雰囲気を感じると、あらゆる物事のルーツを辿れるようで、マインドが整います。

大正ロマン、戦中、高度経済成長期、怒濤の時代の渦の中で作られてきた文化は、守りたいものです。




そんな、古き良き時代を感じさせてくれるものの中の1つに、ラーメンがあります。
今回は、まったく令和新時代にアジャストしない、いや、アジャストさせてこない、これがラーメンだと言わんばかりのノスタルジックラーメンを2店紹介します。
今の超複雑な繊細ラーメンしか食べない現代っ子にはまだ早いぜ!










①丸長中華そば店@荻窪

ラーメンの神様、山岸一雄さんが造った東池袋大勝軒、その、超大元ルーツを辿ると、この店に辿り着きます。
戦後まもなくできた店だと聞きます。
なんでも、ラーメンに初めて鰹を使ったのはこの店だと。
荻窪駅を降り、線路沿いに徒歩数分のところに構えています。

中に入ると、BGMはありません。相席上等。
おっさんたちがラーメンを啜る音だけが店内にしんしんと響きます。

食券もなく、注文を伝えて待つこと30分。

30分。

この店は、この雰囲気を浴びて待つこの時間も貴重な体験です。時間がゆったり流れます。


お待たせしました、と運ばれてきたスープは、鰹の香りがふわぁっと広がります。
具材は、のり、チャーシュー、メンマ、ネギ。お手本のようなノス感。
一口啜ると、化調が文明の映像を映します。 

これ、今まで何人温めてきたんだろう。

あえてチープに表現すると、日高屋、幸楽苑あたりの中華そばは、この丸長を模倣しているかのようです。
しかし、本物のクオリティは全く違う。

例えるなら、有名な絵画と、そのポスターぐらい違う。
ポスターは単純に綺麗で毎日眺めたいから買う、それでいいんですが、本物の絵画は、その絵画が出来上がったバックグラウンドにまでひきこまれます。


東京おもしれーな。
日本やるじゃねーか。


ノスタルジックなラーメンにはそんな魅力があります。




ちなみにこの店は、つけそばもおすすめです。
酢の効いた甘辛いスープは、一周回って新感覚って方も多いと思います。必食です。








②喜楽

僕はたまに、これを食べるためだけに渋谷にいきます。

渋谷の道玄坂を、少し入ったところ、エッチなベッド街の入り口にこの名店はあります。

渋谷といえば、はやしというラーメン屋が超有名ですが、喜楽はこちらもまた戦後まもなくから在る、大先輩店です。


入ると、心地のいい中華鍋を振る音が聞こえます。
中華鍋をおたまが擦り、そこからラードの弾ける音が響きます。
下手なライヴを聴くより断然いい。

おすすめは、もやしワンタン麺。

ラードで熱を入れたもやし炒めが、豚と鶏を煮込んだ透き通った醤油ラーメンの上に乗せられます。
自家製の皮大きめに作られたワンタンがたっぷり乗り、最後に喜楽の主役、揚げネギが乗せられます。


まじで3杯くらい啜れるほど、以上によだれが分泌されます。このラードと揚げネギの香りが、脳髄の奥を麻痺させます。
脳汁どばどば。

酒を飲んだ翌日に反省しながら仲間とすするこいつは、もうたまらんです。全人類食べてください。













お腹が空いたのでもうやめます。


僕もガチ勢ではないですが、一緒にラーメン食べる仲間は随時募集してますー!








次回は政治かな。




前田 駿

1993年5月16日生 26歳/富山県生→埼玉県育ち
埼玉県立坂戸高校→私立武蔵大学
2016.3 某食品卸売商社→2016.8 (株)SoftBank
→2018.9 外資系金融機関

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前田LIFE

世を巻き込み、喜ばせ、死んでいきたいです。 Now or Never.